T4 ヘリカル スクエアショルダ加工における安定性と価値
スクエア T4 ヘリカルカッタシリーズは、セコ・ツールズの豊富なフライス加工工具を一層充実させる工具で、それぞれ 4 つの刃先を持つ接線方向のチップが特徴です。
接線方向の取り付けによりチップの安定性が高まり、切り屑排出が改善され、取り付けスクリュも扱い易く、複数のコーナ刃先で部品あたりの工具コストを低減します。さらに、このような取り付け設計では、切削力はチップの最も厚い箇所にかかるため、フライス加工性能の確実性が大幅に向上し、切り屑除去率が向上します。
スクエア T4 ヘリカルシリーズは、T4-08 および T4-12 カッタを取り揃えています。鋼、鋳鉄、各種材料の粗加工と中仕上げ加工用として、深溝加工やコンタリング加工のスムーズな動作と良好な仕上げ面が得られ、ビビリを最小に抑えています。シリーズのどのカッタもクーラント機構を備え、工具の寿命を延ばせます。
T4-08 ヘリカルの切削径は 0.98 ~ 2.13インチ、切り込み深さは 0.87 ~ 2.52インチ、コーナ R 0.02 ~ 0.063インチに対応します。
T4-12 ヘリカルフライスカッタは、接線方向に取り付けた大型のチップを備え、切り込み深さを最大 0.5インチ、切削径を 2 ~ 4インチに拡大しています。チップの波状切れ刃により高いポジすくい形状、および 1 列目のコーナ R が最大 0.125 インチまで可能になるため、さまざまな被削材の要件を満たします。
スクエア T4 ヘリカルカッタは、アーバ、ウェルドン、セコ・ウェルドンの取り付けシステムで使用でき、ノーマルピッチとクロスピッチ仕様があります。